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担担麺、パンダみたい
 

海岸からは遠い

サラダを食べないオジサン

奥さんは感じがいい

ほんとに美味いです

大多喜ハーブ園

どうやって運営しとる?

現金収入はこれか!

心が落ち着きます
2019年06月26日(水)「勝浦・担担麺を食べに行く」

 カヌーでしょっちゅう勝浦に行っているのに、名物の担担麺(タンタンメン)を未だ食っていないことに気がついた。鹿児島ラーメン以外はラーメンとは思っていないので本当はどうでもいいのだが、偶然他人のブログを読んでいて「真っ赤なスープだがそれほど辛くはなく、裏側にある出汁の味が何とも美味い」という一文に思わず食指が動いたわけである。
「勝浦・担担麺ランキング」というのがあって、元祖担担麺とか言われている店を押し退けて堂々1位に輝く「松野屋」というラーメン屋に行くことにした。人気なんて水ものなのは分かっているが、わざわざ1時間ちょっとかけて行くわけだから、ネタ的にもやっぱりNo.1の所へ行っとかなきゃねえ(笑)。

 知った道だし空いてもいたので50分程で着いてしまった。11時開店のところ、10時58分の到着、夫婦者の先客が一組。わたしは二番乗りである。暖簾が掛かる前に店内へ。
 店主はハクション大魔王風、奧さんはハクション大魔王の奥さん風、娘さんは大きく育ってしまったアクビちゃん風であった。店構えももちろんハクション大魔王の住居風(?)である。事前にWebで見ておいて良かった〜、って感じだ。長い年月を戦い抜いてきた凄まじい迫力があり、知らずに行くとビックリしかねない。上手く言えないが、敬うべき汚さ(笑)……だろうか。
 担担麺普通盛りをたのむ。プラス300円でミニチャーハンとミニサラダとお新香が付くので、そうした。
 先に出てきたミニチャーハンの美味さに先ず感動した、これぞプロの味。ラーメン屋さんのチャーハンって、なんであんなに美味いのだろう? 追加注文したい衝動を押さえていよいよ担担麺だ。
「底の方からよ〜くかき混ぜて食べてください。辛味噌が底に沈んでますから、それに上は辣油が浮いて厚い層になってますから」
 店主のアドバイスにも全く嫌味がない。得なキャラなのだ。家族がみんなニコニコと笑っている。品書きの写真を撮っても「汚なくてすみませんねえ、字も下手くそで……」などと実に気さくだ。家庭的な雰囲気というのが嫌いでなければお薦めの店である。
 スープをほぼ全部飲んだが、ネギと玉ねぎがこれでもかというほど入っていた。コクと甘味はこのせいだろう。麺は中位の太さ。博多長浜ラーメンと同じく「替玉」有り。
 次はチャーシュー担担麺を食うつもりだ。分厚い単品のチャーシューも魅力的。

 来た道を2km程戻って「大多喜ハーブ園」を覗き、車内用に練り香を購入。犬の臭い消し用だ。ハーブティーを飲んだ後、また逆戻りして海へ出て太平洋を見ながらのんびりとドライブして帰ってきた。

 さあ明日は健康診断だ。血糖値がどうなっているか気になる。結果次第では今日の担担麺が最期の外食になるかも知れない。ま、その時はその時だよ。