Sakura Internet
相棒よ、待たせたな!
 

サビサビ

かわいそうなこと

よけいな物全て外す

カバーも外そう

あと何Km行こうか
2021年10月09日(土)「カブ、復活計画」

 これも「わっさむチャンネル」の影響。わっさむさんといつかバイクでツーリングに行きたいなあ、と思ったからだ。そんな訳あるかいな! である(笑)。1年前までは定期的にエンジンをかけて生きていることを確認していたのだが、ハイゼットカーゴが来てからはそれもせず、庭のオブジェのようになってしまっていたのだ。
 小川とか用水路みたいな所は車より断然バイクの方が有利。ただ雨ざらし同然だったのでスポークは錆び、所々に緑の苔が生えてしまっている。バッテリーはとっくに上がり、キックもなんだかフワフワしている。生き返るのだろうか、わたしは半信半疑で作業を始めた。

 とにかく積載量を増やそうと(ゴムカヌーを積んで遊びに行ってたからねえ)いろんな物を取り付けていたから、まずそれを全部外した。大まかな錆と苔と汚れを落とし、なんとか期待できるところまで午前中に片づけた。問題はエンジンだ。動かなければ鉄のオブジェ。
 よくよく調べてみると、すごく単純なことに気付いた。ガソリンがゼロだった。タンクの注入口のゴムが劣化していて自然蒸発していまったらしい。で、ガソリン携行缶を買い、スタンドマンに5L入れてもらい、証明書にサインして帰宅。昔は平気でエンジンオイルの空き缶などに自分で注入していたものだが、今は自分で詰めたりはできない。身分証明書も必要。

 1Lだけ入れてキックを10回ぐらい踏むと、かかりそうな気配。5年ぐらい前にキックを踏みすぎて肉離れを起こしたことがあったが、まあ歳なんだし慎重にやりましたよ。かかった時はわっさむさんの顔がうかびましたね、んな訳ないか。
 夕方になったので、今日のところはここで終了。今後のことはなんとも言えないが、シートを新品に変えて、スポークの錆を落として、可能な限りのネジ類をステンレスのものに交換して、さらに無駄なものを外して、リュック一つで走れる軽いスーパーカブにしたいと思っている。雨の少ない冬の間に完成させて、春には近隣の花見に走り回りたいとおもっているのだ。
「相棒よ、待たせたな!」の気分である。「待ってろよ、わっさむさん!」 違うって!
 小林 倫博