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初海だ

砂丘を作っている

サーファーは元気だ

もっと猛者がいる

爺さんと婆さん

ま、色々有る
 
2022年01月03日(月)「初海は剃金海水浴場」

 犬を飼い始めるにあたって「よし、世界で一番幸せな犬にしてやろう」と決心したが、あれから丁度12年経った。先日「どうだ世界で一番幸せか?」と尋ねてみたら「世界で一番かどうかは分からねえども、まあそこそこだとおらあ思うよ。世界の前にまずは日本一だと思うがな」と言う。生意気である。

 1月3日は何かあったなあ……とよくよく考えたら“ソラ(犬)”の誕生日であることを思い出した。で、どっか遊びに連れて行くかということになり、剃金海岸を目指す。35分程で到着するので、かつてはしょっちゅう遊びにいっていたが、砂丘(?)を作る工事が始まってすでに2年程たっており、駐車場へ入る道がずっと通行止めになっていたのである。そろそろ開通しただろうという目論見もあって“普通散歩(笑)”を済ませてから出発。“ソラ”は車窓を飛んでゆく風景を見るのが大好きで、飽きることも無くずっと見続けている。片や“キラ”は
すぐに寝てしまう。同じ犬でも性格は個々で違うのだ。

 正月はさぞや静かな海なのだろうと予想したが、結果は大違い。サーファーという人たちは元気だなあ、と思う。若干暖かいとはいえ真冬の海だ、よく水に入れるなあと感心した。ま、昔はわたしも元旦からカヌーを漕いでいたこともあったが水に入るのはまたちょっと違う。若い人ばかりかというと、そうでもない。わたしより10歳ぐらい若い人も結構いた。もしかすると体の造りが違うのかも知れない。
 最近女子駅伝や10000mで何かと話題の不破 聖衣来(フワ セイラ)さんのようにどんだけ走っても心拍数が上がらないという特別な体を持って生まれてきた才能というのもこの世にはあるんだものなあ。

 うちの犬たちは人間の年齢に換算すれば2匹ともわたしとほぼ同年代だ。だからなのか分からないが、以前は砂浜を500mぐらい走っていって、そこからまた全力で走って戻ってくるといった元気さがあったが、今日は砂浜を嗅いでただただ「食えるもの探し」をするだけであった。ものぐさな所がすっかり飼い主に似てしまったようである。寝食を共にしているからねえ「犬は飼い主に似て、飼い主は犬に似る」ってことになるのだろうか? 最近気が付けば足を上げて小便をしているような気がしないでもない。

 コロナのせいで海水浴場は稼働していないようだ。そして工事はまだまだ続くらしい。1枚目の写真のように海岸線に高さ数mの砂丘を造ってしまうらしい。津波対策なのだろうが、そんなもの造っても風水で数年で平らになってしまうだろうに、不思議な工事をやっている。一方で亀や植物を守る努力をしましょうよ、とか言っている。賢い血税の使い方とは思えない。

 ショアジギングをやっている釣り人が一人いたが、こういうシチュエーションで何か釣れるのだろうか? 1時間ほど遊んで帰路についた。初海のあとは初スシローである。

 小林 倫博