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Fieldnote 2017 くだもの食って、さあ猿になろう

せとあさかみたい

病院の枇杷

皇室献上

でかいね

河内ばんかん

ジュースを噛む感じ
2017年06月14日(水)「 フルーティな関係 」

 ネットショッピングは一度設定してしまうと、お手軽で実に便利だ。それに閲覧しているだけで旬のものや新しいものの情報が得られて、大いに為になる。
「豚味噌の会」の玲奈嬢のおかげで、最近は果物に凝っている。ミカンの大トロ(?)「せとか」を教えてくれたのも彼女だった。
 そんなに好きなのなら……と、4月の彼女の誕生日に5kg注文して送(贈)った。

 勤務先の病院に大きな枇杷の木が5本有って、枝も折れんばかりにたわわに実をつけるのだが、ほとんど誰も手を着けず例年ムクドリに食い荒らされて一貫の終わりである。
 その事を玲奈嬢に話すと、涎を垂らしながら悔しがった。で、今年は病院の職員さんに許可を得て「独り占め枇杷狩り」なぞを計画していたのだが、日程の折り合いがつかず涙を飲む結果に。
 意気消沈する彼女に「房州富浦 皇室献上びわ」なるものを送ってあげた。5月上旬の寒波の影響で、枇杷の出荷が予定より10日ほど遅れてやきもきした。

 枇杷の粒の大きさに笑ったのか感動したのかは分からないが、玲奈嬢から程なくお返しの果物が届いた。お母様の助言があったのかも知れない。
 気を使わせてしまったのは悪かったが、届いた「河内晩柑」にはクリビツテンギョウした。和製グレープフルーツとはよくぞ言った味。身を飲み込む瞬間は、まるでジュースを飲んでいる感覚だ。彼女は旨いものを本当によく知っている。流石“食べるために生きている”だけのことはある。
 感動は分け合わねばならない。姉の所、姪の所、近所の尾崎さん所……講釈を添えて裾分けした。皆さん、3Lの晩柑に目も3L。

「あんたはそのお嬢さんとどういう関係なの?」
 実に姉らしい質問だ。
「フルーティーな関係」
 とっさにそう答えてしまったが、きっと誤解されたに違いない。

 今後のフルーティーな関係としては「富里 スイカ買い出しツアー」を7月に予定している。
 あ! スイカは野菜?