２０１４年０１月２７日（月）「　サンスイのFM/AMチューナー　」

　東京スカイツリーはやっぱりすごいのだなあ、と感じましたネ。地上デジタルもFM電波も一向にちゃんとすっきり入ってこなかった我が町・土気（とけ）もスカイツリーの開業以来問題なくちゃんと受信できるようになったのである。ということで、時々古〜いラジカセでFM放送を聴いたりはしていたのだが、ちゃんとしたしたチューナーが欲しくなった。で、またまた「ワンダー・レックス（ハードオフ）」でジャンク漁りだ。５００円以下で買いたい。
　有りました、有りました。￥３００円だ。３０年ぐらい、いやもっと前のものかも知れない。が、ちゃんと音が出る。ん？　今日はなんだか「ちゃんと」が多い。ちゃんとノイズも少ない。
　ローランドのアンプ入りモニタースピーカーを繋いで、ずっとFMを流している毎日だ。FMも最近はAM的なしゃべり中心のDJが多いんだねえ。ベイFMなんかAMと変わらない。
　まあ、わたしのことだからじきに飽きるかもしれないけれど、ほらよく工場とかビニールハウスとかで作業をしながら聴けるように１日中流されているラジオってあるでしょう？　イメージとしてはあれなのである。ちょっといいなあ、とおもった農家さんが近所にあったのだ。
　ちょっとまだ置き場所が定まっていなくて、机の隅に強引に置いてあるのだけれど、わたしも時々庭仕事などをするから拡声器で庭にもちゃんと流そうかと思ってみたりするけど、ちゃんとヤバイだろうか。あ、ちょっとヤバイだろうか、だった。




２０１４年０１月２８日（火）「　￥１３８０００　」

　ビーグル犬を見つけると必ずというかやっぱりというか、胸がキュンとするのはなぜなんだろう。ぜんぜん意味がわからない。茂原のカインズホームでまたまた見つけた。まだ若い、というか生後２ヶ月ぐらいの売り頃なので￥１３８０００もするのだが、これが売れ残って５ヶ月、７ヶ月なんてふうにショップで大きく育っていってしまうと、５分の一、１０分の一に値が下がっていくことになるわけだ。かわいそうな運命。うちのソラ君なんか￥１５０００ぐらい。キラさんは￥２５０００ぐらいだったんじゃないだろうか。
　人身売買は人道に反するだろうが、もしもあったとして、腰痛持ちの６０歳のチビハゲジジイはいくらだろうか？　値がつかないどころか逆に手がかかるんだろうから金を取られるんだろうなあ。
　そんなことを想像しているとなんだか死にたくなってくるなあ。かわいい犬を見て、なんで死にたくなるのかわからないなあ。このケージの中のビーグル君も「このおじいさんはなんで色々１００面相をするのかなあ、人身売買だと自分はいくらだろうなんて考えてるんだろうなあ」なんて考えてるんだろうなあ。面白いやつだ。たしかに尾も白かった。古典だな。




２０１４年０１月３０日（木）「　ジンマシン　」

　職場でいきなり蕁麻疹（じんましん）になってしまった。宅麻　伸だと実に喜ばしいのだがそんなことになったら世の女たちが騒ぐだろうからまあそれも困る。「普通が一番」とマタイ伝に書いてあるのだ。カムイ外伝だったかもしれない。
「そんなくだらないことを考えているから変な物質が脳から分泌されて、それに反応したんだわよ」と妻はいうが、そうかもしれない。知り合いの女の子がSLE《全身性エリテマトーデス：細胞の核成分に対する抗体を中心とした自己抗体(自分の体の成分と反応する抗体）が作られてしまうために、全身の諸臓器が侵されてしまう病気です。よくなったり悪くなったりを繰り返し、慢性に経過します。１万人に１人くらいが発病し、とくに20〜30代の女性に多い》なのだけれど、自己の体の中に自己に有害なものを自己自身でつくってしまうという病があるのだねえ。リンカーンみたいだ。
　あ、アレルギー性蕁麻疹の話でした。コンビニのおにぎりでシラスとゴマと何かを混ぜて結んであるやつを夜に小腹がすいたんで食ったのだけど、どうもそいつが怪しいような気がする。還暦を迎えるといろいろ変化があるのだ。
　若い頃なんかマネージャーと同じ弁当を食って「青くなった海老」でマネージャーは救急病院行き、わたしは舌なめずりなんていうほどに鈍感だったのに、蕁麻疹だぜ蕁麻疹。デリケートになったもんだ。
　いざそうなると人間というのはその気になるもので「魚だ、サカナ。アレルゲンは魚だ」なんて勝手に決めてしまうのである。「特に安い魚がぜんぜんダメみたいだ」というわたしに妻は辛そうで悲しそうな顔をした。

「あのさあ、病院に行くまであなたは何て言ってましたっけ？　ダニだ、ダニだ、ダニだって言ってたのよ！　ダニを食べたら治るかもしれないわ、まったくもうあんたがダニ！」
　
　わたしは宅麻　伸になりたかったよ。うん、やっぱりなるべきだった、うんうん。






　　　　　　　　　　　　　　





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